「やくそく」プロジェクトについて

小さなことは本当に小さい。でも、小さなことを真心を込めて行なうことは偉大なことなのです。 マザーテレサ

『カンボジア学校建設支援活動 「やくそく」プロジェクト』は、株式会社マーケットトラストの社会貢献活動として、代表取締役 狩野 富が発起人となってはじまったプロジェクトです。

 

「私たちにできる小さなことを、できるだけたくさん、できるだけ長く」を合い言葉に、貧困にあえぐカンボジアで、一人でも多くの子どもたちに勉強する機会と、より良い就学環境を提供することを目的としています。

 

本プロジェクトは、カンボジアで20年以上、学校建設を行っている日本のNPO法人「JHP・学校をつくる会」と協力し、老朽化した危険な校舎の立て直しや、学校そのものが無い地域に新しい学校を建てます。

そして、この学校建設を通して得た経験や課題、現地の人たちとの交流をもとに、様々な支援を継続的に行っていきたいと考えています。


学校を建設するにあたり、様々な方向性を探りました。

私立校ではどうだろうか?小学校か、中学校か、地域は?

私立校は教職員の手配や関係官庁との調整が難しく、非常に時間がかかるため、「JHP・学校をつくる会」の情報をもとに、今一番必要とされている場所に優先的に支援するという方向で決定しました。

 

現在、カンボジアの学校は、小学校の数は増えてきていますが、小学校を卒業しても、同地域の中学校が少ないため学校に通えない子供たちが多くいるということで、中学校の建設が求められてます。


2015年 プレイベン州 バンティアイチャックレイ中学校

支援内容:倒壊しそうな危険な校舎の建て直し


「やくそく」プロジェクトとして最初に取り組んだのが、バンティアイチャックレイ中学校の校舎の建て直し。

トタンを貼り合わせただけの粗末な校舎は、隙間だらけで雨漏りし、いつ倒壊してもおかしくない危険な状態でした。校舎が足りない生徒たちはその危険な校舎で勉強をせざるを得ず、早急な対応が求められていました。

2016年 トボンクムン州 ボンオンサオン小学校

支援内容:学校のない集落に、新設の公立小学校の建設


2校目のプロジェクトは、ボンオンサオンという地域への小学校の新設。ここはイスラム集落で村外との交流が乏しく、ほぼ自給自足の生活をし、雨季には村全体が多いときで3mほどの高さまで水に沈む地域。

村ではアラビア語が話され、カンボジア人でありながらクメール語(カンボジア語)を読み書きすることができません。

公立の学校はなく、教育は村の大人たちが粗末な小屋で教えている程度でした。

建築条件的にも非常に難しい地域でしたが、本来の目的である「教育の行き渡っていない所に学校を」という想いから、地域初の公立小学校の建設を決めました。

2002年04月

・マーケットトラスト社設立


2014年08月08日

・カンボジア学校建設プロジェクトスタート


2014年09月28-30日

・カンボジア視察

  1.カンボジアでの学校教育の現状

  2.日本からの学校建設の支援状況と実態

  3.学校建設の費用、進め方、実例把握


2014年11月23-25日

カンボジア視察

  ■建設候補校

    バンテアイチャックレイ中学校

  ■建設実績校

    ピームロー中学校

    ジャヤバルマンⅦ中高校


2014年12月23日

・学校建設支援校決定「バンティアイチャックレイ中学校」


2014年12月02日

・カンボジア学校建設プロジェクトを「やくそく」プロジェクトと命名


2015年01月06日

・Facebookページオープン

     https://www.facebook.com/yakusoku.pj


2015年01月23日

・支援先NPO法人「JHP 学校を作る会」との調印式

  ※支援先:バンティアイチャックレイ中学校


2015年01月30日

・「やくそく」プロジェクトオフィシャルサイトオープン

  http://www.yakusoku-pj.com


2015年02月04日

・バンティアイチャックレイ中学校 学校建設最終協議会


2015年05月23-27日

カンボジア視察

  1.建築状況の確認

  2.遮熱塗料の塗り方指導

    ~建設する学校の屋根に遮熱塗料を塗って、

      少しでも生徒の学習環境を良くしよう!~

  3.建設2校目の候補校視察

  4.観光

    アンコールトム、タプローム、アンコールワット 他



2015年09月08日

・バンティアイチャックレイ中学校 新校舎 贈呈式


2015年12月05日

・バンティアイチャックレイ中学校 訪問


2016年01月16日

・2校目の学校建設支援校決定「ボンオンサオン小学校」

  ※新設校の為、学校名は仮称


2016年03月24日

・支援先NPO法人「JHP 学校を作る会」との調印式

  ※支援先:ボンオンサオン小学校


2016年04月18日

・ボンオンサオン小学校 学校建設最終協議会


2016年09月09日

・ボンオンサオン小学校 訪問

2016年12月02日

・ボンオンサオン小学校 新校舎 贈呈式

2017年05月08日

・3校目支援校を視察「オンクローン小学校」

2017年07月21日

・「オンクローン小学校」支援調印式

2017年07月25日

・「オンクローン小学校」最終協議会

2017年09月09日

・ボンオンサオン小学校 訪問

2017年09月10日

・CCH(The Center for Children's Happiness「幸せの子どもの家」)訪問

2017年12月03日

・オンクローン小学校 訪問


私たちは今回、10年越しの想いでこの学校建設に着手し、

「JHP学校をつくる会」の協力もあり、カンボジアに学校を建てることができました。

 

でも私たちは、これで満足するわけではありません。

それは自己満足でも、何かの記念でもないからです。

今回、学校を建設するにあたって、現地の教育やインフラ状況、極端過ぎるほどの貧富の差、この国の抱える大きな問題を目の当たりにしました。

 

学校がそこにあっても、学びたくとも、家族のためにゴミ山を漁って、その日の生活の糧を得なければ生きていくことができない子どもたちが、この国にはまだまだたくさんいます。

その子たちのために我々は何ができるか、その答えはまだ見つかっていません。

でも私たちは、私たちにできることを、できるだけたくさん、できるだけ長くやると「やくそく」しました。

 

この学校建設をとおして見えてきたこと、そして、これからの学校運営において見えてくる問題点、

それらを次のフェーズとして継続的に支援活動を行っていきたいと考えています。

そのためには、より多くの支援が必要です。

できることは、建物を建てる以外にもまだまだたくさんあります。

一人でも多くの仲間が、この「やくそく」プロジェクトに参加してくださることを願っております。

継続的な支援のために