[4校目完成]プレイパアオ小学校贈呈式を行いました

「やくそく」プロジェクト4 プレイパアオ小学校が完成

青空教室だった地に立派な校舎が建ちました!!

「やくそく」プロジェクト4校目となるプレイパアオ小学校が無事に完成。
2019年2月18日、代表 狩野 富をはじめ、プロジェクト関係者とJHP 学校をつくる会で現地を訪れ、校舎の贈呈式が行われました。


今回も生徒や地域住民、カンボジア政府関係者など多くの人が我々を迎えてくれました。

迎える人々の向こうには真新しいクリーム色の校舎がそびえ立ちます。

周囲は本当に何もない所なのでとても目立ちます。

校舎の前には綺麗に飾られたステージやテントが設営され、テントの中には座りきれないほどの人たちが我々の到着を待っていてくれました。大きな拍手が聞こえてきます。

ほとんどのメンバーはこれが4度目の贈呈式ですが、何度来ても感動するシーンです。

まずは僧侶による読経からスタートします。

読経の後、全員で壇上に上がって紹介を受けます。

子どもたちの国歌斉唱が青空に響き渡ります。

続いて、カンボジア教育省の次官やJHPの現地代表など各位順番に挨拶をしました。
今回はマーケットトラストの久保田敏昭が代表して寄贈者のスピーチを行いました。
通訳を介しながらのスピーチのため中々大変なのですが、しっかり伝わっているようで、所々で大きな拍手が沸きました。

出来上がった校舎は、広々とした教室が3つあり、念願のトイレと水タンクもあります。

今までは写真にある大きな樹の下で勉強していたと思うと、本当に完成が待ち望まれた校舎でした。

さて、スピーチの後は生徒代表の誓いの言葉です。

時にこぶしを振り上げて、頑張って勉強することをやくそくしてくれました。

最後は感謝状などの授与式です。

政府からの感謝メダルはプロジェクトを代表して、事務局の“ほっしー”こと星野大起がいただきました。

感謝状を受け取った“ボス”こと代表の狩野は壇上からピースサイン(笑)

壇上での式典が終わり、テープカットをしていよいよ教室へ。
テープカットはボスとともに事務局の“ミサエ”こと中村美佐江が務めました。

教室にはすでに生徒たちが着席していて、これから文房具やお菓子など贈呈品が配られます。

一人一人に自分だけの勉強道具や制服。生徒たちにとって最高に嬉しい瞬間です!

子どもたちはきちんと立って合掌してから受け取ります。

 

自然と笑みがこぼれる生徒たち。配ってるこちらも嬉しくなってきます。

事務局“まっすー”こと増田博道も生徒と一緒にこの笑顔。

今回もたくさんの子どもたちの笑顔を見ることができました。

この笑顔のために、日本から遠い道のりをはるばるやって来れるのだと思います。

 

閉会後の村民による心づくしの食事もとても美味しかったです。

ありがとうございました!

かくして、4校目のプロジェクトも無事に完了しました。

ボスはすぐに5校目の建設に向けた指示を出しました。そうです、まだまだ建てるのです!

この学校が青空教室であったように、広いカンボジアで過酷な状況下でも勉強したいと願っている子どもたちがまだたくさんいます。


「私たちができることを、できるだけたくさん、できるだけ長く」
変わらぬ想いで「やくそく」プロジェクトは、まだまだ走り続けます!