青空の下、校舎に朱色の瓦が葺きました

11月21日までの「バラン小学校」建築の進捗状況です。

 

先月、スティールの垂木まで進んでいたの校舎の屋根には特徴的な朱色が映えるの屋根瓦が葺き、学び舎としての風貌を徐々に現わしてきました。
隣接の給水タンクやトイレの施工も段階的に進み、カンボジアの澄み渡る青空の下、バラン小学校の全景が徐々に、そしてしっかりと分かるようになってきました。

校舎は屋根瓦の施工の他にも雨どいの設置も行われたほか、壁面には鮮やかなベージュ色の塗装が施され、大きな窓枠の塗装の下地処理が進むなか、床面はセメントの基礎工事後に丁寧に床タイルの敷詰めが行われています。

トイレの屋根部にも校舎に続きスティール製の垂木が据えられて、屋根瓦を施工する準備ができました。壁面もモルタルの施工まで進み、こちらも建屋としての姿を徐々に現してきました。
校舎とトイレの間に設置された給水タンクはしっかりとした足場の上に建ち、給水カバーの施工まで終了しています。

ついつい校舎の施工ばかりに目が行ってしまいがちですが、こうした付随設備もなくてはならない大切な存在です。現地の子供たちが楽しく学びに取り組めるように、しっかりと施工を進めています。

「校舎」「トイレ」「給水タンク」と建屋としての大枠の施工がひと段落して、瓦葺きや壁面の塗装、床タイルの敷き詰めなど機能面や建物環境にかかわる施工へと工事が移り変わってきました。
 ただ、カンボジアも晴天だけではなく時には亜熱帯特有の雨などの天気が続いたりと気候を伺いながらの工事のため、スケジュールがずれ込むこともありますが、焦らずしっかりとそして着実に「やくそくプロジェクト」は進み続けています。
引き続き事故のないように工事を進めて行って欲しいと思います。

「やくそく」プロジェクト事務局