校舎とトイレの輪郭が現れてきました

10月22日までの「バラン小学校」建築の進捗状況です。

 

校舎やその横のトイレが屋根組みまで進み、いよいよ建屋としての形が見えてきました。
ただ、今年の9月と10月は例年よりも降水量が多く学校までの道が冠水のために一時工事を中断せざるを得ない事態になったりと、自然と相談しながらの難しい環境での工事が続いております。

梁まで進んでいた校舎の屋根部はスチール製の骨組みが追加され、校舎の雰囲気が徐々に感じられるものとなってきました。

トイレのスロープにはレンガの側壁に加えて、トイレまでのアプローチ土台にもモルタル施工が行われて、強靭な通路ができました。
通気口の上にもレンガ積みが進み、屋根の支え梁の設置でトイレ建屋の全体像が見えてきました。

給水タンクの施工は基礎の上に枠板を組んで、そこへのコンクリートの流し込みと凝結の工程へと進んでいます。

施工の工程はしっかりと進みながらも、カンボジア特有の気候を伺いながらの作業のため、時には長期の中断をせざるを得ないというところが現地作業の厳しさを感じるところでもあります。
それでも現地の子どもたちのためにも、「やくそくプロジェクト」は歩みを止めずに頑張ります!
引き続き事故のないように工事を進めて行って欲しいと思います。

「やくそく」プロジェクト事務局